柏餅?を作ってみました
みなさんは端午の節句、即ち「こどもの日」に思い出はありますか?
私は、小さい頃に家族で行った公園で柏餅を柏の葉ごと食べ、その不味さを知ったという文字通り苦い思い出があります。
ということでそんな思い出の品である柏餅を作ってみることにしました。
目次
柏餅に必要な材料
適当にネットで調べてみたところ以下のような感じでした。
餅生地
あんこ
餅生地に用いる白玉粉は入れることでモチモチ感が出せるそうで、片栗粉は入れることで歯ごたえを出せるそうです。
基本的には上新粉とあんこがあれば作れるということですね。
ここには書いていませんが、もちろん柏の葉も必要です。
これで大体5個~10個作れるそうです。
用意した材料
今回、私が用意したのは以下のものです。
餅生地
- 上新粉:180g
- 片栗粉:30g
- 砂糖:10g
- 熱湯:約300ml
あんこ
- 大納言小豆:250g
- 砂糖:150g
- 醤油:小さじ1/2
餅生地には白玉粉も使いたかったのですが、少量のためだけに白玉粉を買うのは嫌だったので用意しませんでした。
また、近所のスーパーにこしあんが見当たらなかったのであんこは自分で作ることにしました。
こしあんを作ろうと思っていたのですが、こしあんの方が裏ごしなどの手間がかかることや、水気を絞るための布がないことから粒あんを作ることにしました。
もちろん柏の葉は購入していません(!?)
粒あん作り
小豆はアクがあるらしく、渋抜きという作業が必要らしいです。
調べてみると、この渋抜きというのは、小豆が浸かるくらいの水を入れ加熱し、沸騰したらそのお湯を捨てるという作業を2回ほど行うのが一般的な様でした。
なので、私も2回この作業を行いました。
渋抜きの後、小豆が浸かるくらいに水を入れて火にかけます。
沸騰するまで強火でその後は弱火で煮込みます。
この時、豆が水面から出ないように時々水を入れます。
この差し水と呼ばれる行為をすることで、煮崩れを防ぎ、豆の中心まで均一に火が入る様です。
1時間後がこんな感じです。数粒食べて芯があるか確認します。
......かなり芯があり、豆って感じの味がしました。美味しくはないです。
弱火すぎたみたいなので、もう少し火を強めて芯がなくなるまで煮ます。
今回は追加で1時間15分ほど煮込むと芯がなくなりました。
この後、蓋をして30分くらい放置し、ザルにあけ水を切ります。
鍋に小豆と砂糖を入れ中火で加熱し、水気がなくなるまで適当に混ぜ、醤油を入れて混ぜると粒あんの完成です。
生地作り
私の家には蒸し器がないので、レンジを使用して作ります。
調べてみたところ、600Wで数回に分けて合計4分~7分くらいレンジを使用すると良いみたいです。
今回は1分30秒を3回でやってみました。
耐熱ボウルに上新粉と片栗粉、砂糖を入れた後、数回に分けて熱湯を注ぎながら混ぜます。
私はこのとき沸騰した直後のお湯を適当な量入れていましたが、ぬるま湯を分量を考えて入れていった方が良いと思います。
ある程度混ざったら、ラップをして加熱します。
加熱が終わったらまた混ぜます。
この加熱して混ぜてを3回行います。
加熱した後に混ぜるときは、生地がものすごく熱くなっているので気を付けてください。
私は生地を触っては冷やしというのを繰り返してなんとか火傷はしませんでした。
餡餅作り
作った生地をクッキングシートに出し、再度こねます。
満足したら生地を分けて生地を伸ばします。
この生地に作った粒あんを入れて包み込むようにして閉じたら完成です。
粒あんを入れすぎないようにするのが上手に作るコツです。
最初の方に作ったものは粒あんをたくさん入れて失敗しました。
最後に
ここまで読んでくださった方は、柏餅ではなく餡餅を作っただけじゃないかと思う人がほとんどだと思います。
柏餅にどうしても葉っぱが必要というのであれば、冷蔵庫にある大葉で代用しましょう。
これで見た目はほぼ柏餅です。
大葉なら食べることができるのでトラウマにならなくて良いですね。
味は大葉が主張しすぎているところは微妙でしたが、普通に美味しかったです。
後、作った粒あんはそんなに使わなかったので大量に余りました。
あんこから作らないのであれば、お手軽に作れるのでこの機会に作ってみるのもいいと思いますよ。
今週のお題「おうち時間2021」